序文
せどりとは?
せどりとは?
まず、せどりってなに?という方の為にせどりとは何なのか説明していきます。
せどりとは、店舗やショップネットなどから商品を安く仕入れてAmazonやメルカリなどで販売する方法の事を言います。
私がせどりを始めた10年前は本せどりしか無かったのが対象商品がゲーム、CD、DVD、家電、おもちゃなどにどんどん広がっていき今に至るという流れです。
少ない資金から始める事が出来て、ゆくゆくは月収30万、50万、100万も狙える夢のあるネットビジネスです。
せどりの仕組み
せどりの仕組みは、いたってシンプルです。
店舗やネットショップから安く商品を仕入れて、Amazonやメルカリ等で仕入れ値より高く売り差額が利益となります。
安く買って高く売るという至ってシンプルな仕組みです。
せどりのジャンル
せどり自体はシンプルですが、せどりには色々な種類がありますので最初は戸惑うかもしれません。
まずは、1つだけ選んで1点集中で取り組む事をお勧めします。
せどりのジャンルを大きく分けると、店舗せどり、電脳せどり、メーカー仕入れ、輸入、輸出などに分ける事が出来ます。
ここから新品、中古と分かれていき更にはゲーム、CD、DVD、家電、おもちゃ、ヘルビなど多くのカテゴリーに分ける事が出来ます。
こんなに多くのジャンルに分かれる事を知らなかった方もいると思いますが安心してください。
これから説明する順番でステップアップしていけば、多くのジャンルで成果を出せるようになります。
初心者におススメのせどりのジャンルは?
適切なステップアップ方法
せどり自体はシンプルですが、せどりには多くのジャンルがありますので最初は戸惑うかもしれません。
ですが、1つのジャンルで基礎を固めてある一定の成果を出すまでになると他のジャンルでもコツを掴むのが早くなります。
1つ目のジャンルに取り組み始めた時とは比べ物にならないくらいのスピードで成果が上げられるようになっています。
なので、お勧めのステップアップ方法は、
『ジャンルを1つに絞る事』です。
繰り返しになりますが、まずは1つのジャンルに集中して一定の成果が出たら次のジャンルに取り組みましょう。
初心者におススメのジャンルは店舗せどり(新品)
まず、結論からお伝えすると初心者の方にお勧めするジャンルは新品の店舗せどりです。
初心者の方に店舗せどりをお勧めする理由ですが、
せどりを始めたばかりの方が一番頭を抱えるのが資金面です。
店舗せどりは、他のジャンルに比べて利益率が高い、少額から始められる、送料がかからないなど資金面でのメリットが大きいです。
また、他のジャンルよりも難易度が低く取り掛かりやすいのでせどり初心者には取り組みやすいジャンルです。
店舗せどりで一定の成果が出たら次のステップに進みましょう。
とはいえ、なかなか店舗に行けないと言う方もいるかと思います。
そういう方は、LINE@から相談して頂ければあなたにあったジャンルを一緒に探します。(今の状況を細かく伝えて頂ける方に限ります)
店舗せどり → 他のジャンル → 他のジャンル
上記の一番安全な流れでステップアップしていきましょう。
せどり 準備するもの(必ず必要なもの)
せどりをしてるほとんどの方が利用しているのがAmazonです。
ここでは、Amazonせどりをするにあたって必要なものを紹介していきます。
Amazonのアカウント
Amazonで商品を販売するには、Amazonのアカウントを作成する必要があります。
詳しいアカウント作成方法は後程解説します。
銀行口座
銀行口座はAmazonのアカウント作成の際に必要になってきます。
プライベートで使用している銀行口座しか無ければ新しく作成する事をお勧めします。(プライベートの通帳と一緒にすると確定申告の時など計算が面倒になる為)
クレジットカード
クレジットカードはAmazonのアカウント作成と仕入れで使用します。
パソコン
パソコンはAmazonのセラーセントラルの操作やリサーチで使用します。
最初は、めちゃくちゃ重く無ければお持ちのパソコンを使用しても構いませんが、パソコンが重いと作業が捗りませんしストレスなのである程度サクサク動くパソコンに投資をする事をお勧めします。
パソコンをお持ちでない方は購入して下さい。
ちなみに、私はパナソニックのレッツノートを使用しています。
スマートフォン
スマートフォンは店舗で商品をリサーチする際に使用します。
また、せどりで使う便利なアプリもありますのでスマホは必ず必要です。
お勧めの機種ですが、せどりで使うアプリと相性が良いのがiPhoneなのでiPhoneシリーズがお勧めです。
せどりに必要なアプリ
せどりに必要なアプリはたくさんありますが、まずここでは必ず必要なアプリのみ紹介していきます。
リサーチアプリ
店舗でリサーチをする際に必要になってくるのがバーコードを読み取るアプリです。
バーコードをスキャンする事で大まかなデータを見る事が出来ます。
アプリ内でモノレート(現在はkeepa・デルタ・リーファなど)に飛べるようになっているので詳しいデータを確認して仕入れ判断をしていきます。
アプリには有料、無料のものがあります。
【有料アプリ】
■せどりすとプレミアム
【無料アプリ】
■せどりすと
■Amacode
有料と無料どちらが良いですかと必ず聞かれます。
有料の方が使い勝手が抜群に良いですが、資金に余裕がない方はまずは無料アプリを試してみて使いにくいと感じたら有料に切り替えるという形がベストかなと思います。
資金に余裕がある方は有料のせどりすとプレミアム一択です!
仕入れルート作成に必要なアプリ
仕入れルートの作成に必要アプリがロケスマとGoogleマップです。
【ロケスマ】
ロケスマは、店舗検索をするのに非常に便利なアプリです。
家電量販店やホームセンターなどの大きなくくりでも検索できますし、ドン・キホーテやコストコのように具体的な店舗名でも検索出来ます。
【Google マップ】
ロケスマで出てきた店舗をグーグルマップに追加して仕入れ対象店舗の位置関係を視覚化します。
これによって無駄な移動が無くなりスムーズに店舗を周る事が出来ます。
私はパソコンで店舗を追加して仕入れの際はスマホのアプリでルートのチェックをしています。
プリンター
プリンターは、主に出荷関連で使用します。(後程、詳しく説明します)
自己発送、FBAのどちらでも使用しますのでじプリンターが無い方は購入しておいてください。(自己発送、FBAについても後程説明します)
せどりの他に使用する予定が無い方は安いプリンターで十分です。
出品、出荷で使う消耗品など
出品や出荷で使う消耗品は1つ1つ購入すると量が多いので大きな手間になります。
まとめて購入する事をお勧めします。
では、出品や出荷で使う消耗品などを紹介します。
はさみ、ラベル、FBA対応ラベルシール、ガムテープ、OPPテープ、OPP袋、A4用紙、ダンボール、シール剥がし用スプレー、ZIPPO、プチプチ
※後日ここで挙げた『出品、出荷で使う消耗品など』についての記事を書きますのでしばらくお待ちください。
せどり 準備するもの(あったら便利なもの)
次にせどりをする上であったら時間効率が上がる便利なツールやものなどを紹介していきます。
最終的にせどりは、効率化が求められてきます。
余裕がある方は積極的に導入する事をお勧めします。
ビーム(バーコードリーダー)
ビームせどりとは、店舗でバーコードリーダーを使用してリサーチを行う方法です。(以前はビームせどりという言葉が使われていましたが今は、ほとんど使われなくなりました)
スキャンしたデータを一瞬でスマホに転送してくれるので、スマホのカメラ機能を使用したリサーチアプリでのリサーチに比べると検索スピードに大きな差が出ます。
資金に余裕がある方は購入をお勧めします。
ちなみに私は『KDC200』を使っています。
プライスター
プライスターには多くの機能がありますが一般的には価格改定ツールと言われています。
1番のメリットは『価格改定』『出品』の時短が挙げられます。
出品や価格改定に時間をかけずに仕入れに集中したいという人も多いのではないでしょうか。
他にも、多くの機能があり時間が無い方程導入して欲しいツールです。
Amazonのアカウント作成方法
準備が整ったらAmazonのアカウントを作成していきましょう。
時期によって求められる情報や書類が変わってくる事がありますのでご注意下さい。
Amazonのアカウント作成方法
では、Amazonのアカウント(出品用アカウント)の作成方法を解説していきます。
まずは、購入用アカウントを持って無いと出品用のアカウントが作れないので購入アカウントを作成します。
こちらからAmazonのトップページにアクセスします。
1番下までスクロールしてAmazonで売るをクリックします。
右上のさっそく始めるをクリックします。
Amazonのアカウントを作成をクリックします。
必要事項を入力して、Amazonアカウント作成をクリックします。
これで、購入用アカウントの作成は完了です。
次に出品用アカウントを作成します。
こちらからAmazonのトップページへアクセスします。
1番下までスクロールしAmazonで売るをクリックします。
右上のさっそく始めるをクリックします。
Eメールとパスワードを入力しログインをクリックします。
① 日本を選択
② 個人の場合は個人名、法人の場合は法人名を入力
選択と入力、出品規約に同意して次へをクリックします。
① Amazonで使用する店舗名を入力します。
② 住所を入力します。
③ 電話番号認証に使用するPINの受け取り方法はSMSを選択します。次に電話番号を入力してすぐにSMSを受信するをク リックします。
ワンタイムPINを入力する欄が出てきますので、ワンタイ ムPINを入力して検証をクリックします。
認証されると、運営責任者を入力する欄が出てきますの で運営責任者を入力します。
クレジットカード情報を入力して次へをクリックします。
スキップするをクリックします。
スキップするをクリックします。
以上でアカウント作成完了です。
アカウントが作成出来てるかは、こちらからセラーセントラルにログインをして確認して下さい。
ログイン出来た方はおめでとうございます。
無事にアカウントが作成出来てスタートラインに立った事になります。
Amazonの運用について
出品用アカウントを作成した後、色々わからない事が出てくると思います。
初心者の方がアカウントを作成した後、疑問に思いそうな内容をまとめてみました。
最初は色々大変ですが、一緒に進めていきましょう。
大口、小口について
Amazonの出品形態には、大口と小口がありどちらかを選択する必要があります。
では、大口、小口について解説していきます。
■大口
大口は、月間登録料(4900円)がかかる代わりに商品の販売時に発生する基本成約料(販売する商品ごとに手数料100円)がかかりません。
その他、在庫ツールを使って一括ファイルをアップロードしたり、フィードやレポートを使って注文を管理したりする事が出来ます。
■小口
小口は、月間登録料(4900円)がかからない代わりに、商品の販売時に発生する基本成約料(販売する商品ごとに手数料100円)がかかります。
49商品が±0ラインなので、月の販売数が49商品を超える場合は大口の方がお得になり、逆に49商品を下回る場合は小口がお得になります。
現段階では大口、小口の切り替えはいつでも出来ますが、小口から大口に切り替えが出来なくなった時期も過去にありました。
真剣にせどりを頑張りたいという方は、今後小口から大口に変更出来なくなる事もなくはないと思うので最初から大口に登録しておいても良いと思います。
FBAと自己発送について
Amazonの商品が売れた後の発送方法には、FBAと自己発送があります。
■FBA
FBAとは、Amazonの物流拠点であるフルフィルメントセンターに商品をお預けておき(倉庫まではご自身でまとめて商品を送る必要あり)、商品の保管から注文処理、配送、返品に関するカスタマーサービスまで、Amazonが代行してくれます。
各種手数料が発生しますが、商品の保管から注文処理、配送、返品に関するカスタマーサービスの全てをやってくれるので使わない理由がないサービスです。
■自己発送
自己発送で出品した商品が売れたらご自身で発送する方法です。
トレンド商品などで早く売り切らないと価格が下がる危険性がある商品には自己発送を使うと良いでしょう。
また、FBAだと手数料で利益が出ないけど自己発送だと利益が出る場合もあります。
この場合も自己発送を使います。
モノレートの見方を解説
今までせどりをやってる方のほぼ全員が使ってたリサーチツールのモノレートですが、2020年6月30日をもってサービスが終了となりました。
今現在、モノレートの代替ツールが何個かありますがどのツールがスタンダードになるか分からないのが現状です。
なので、ある程度これがスタンダードツールというものが見えてきたらそのツールの解説をしようと思います。
モノレートの見方が分かれば既存のツールで仕入れ判断が出来るレベルまではいきます。
現段階ではモノレートで仕入れ判断を学んで頂けたらと思います。
モノレートとは
モノレートとは、販売価格、Amazonの商品ランキング、出品者などの推移をグラフなどで表示してくれるサイトです。(無料で使用できます)
モノレートを使い過去のデータに基づいて仕入れ判断をするので、博打ではなく根拠のある仕入れをする事が出来ます。
モノレートの見方はせどりの基本であり生命線でもあります。
たっぷり時間をかけてモノレートの見方を確実にマスターして下さい。
モノレートの見方を解説
では、モノレートの見方を解説していきます。
店舗でモノレートを見る際は、リサーチアプリからモノレートに飛ぶという流れです。
リサーチアプリを使うと検索窓にわざわざ商品名やJANコードを入れる事はありませんが、今回はモノレートの検索窓に商品名やJANコードを入れる1番最初の部分から解説していきます。
店舗では、モノレートをスマホ版見る事になりますのでスマホ版の表示で解説していきます。
まず、モノレートにアクセスします。 ※現在アクセスしても利用できません。
検索窓に、商品の商品名、型番、JANコード、ASINのいずれかを入力し検索をタップします。
商品が表示されます。
下にスワイプしていきます。
赤枠内のどのボタンでも良いのでタップします。
モノレートに表示されている最安値は、Amazonの最安値と違う場合があります(モノレートに反映されるまでのタイムラグがある為)ので最安値は出品者一覧で必ず確認して下さい。
出品者一覧のページでは、最安値の出品者が何名いるかもチェックします。
① ボタン(すべて、新品、中古、コレクター)をタップした項目のデータが最安値と出品者数のグラフに表示されます。まずは、すべてに設定しておいて必要に応じて切り替えてください。
② 全てのグラフなどの表示期間を選択します。まずは、3ヶ月に設定しておいて必要に応じて1ヶ月、12ヶ月、すべてに切り替えるという形でリサーチしていきます。
③ 最安値の価格の推移が表示されています。
④ 出品者数の増減の履歴が表示されています。
下にスワイプするとランキングとモノレートユーザー数のグラフが表示されます。
⑤ ランキングの推移が表示されています。商品が1つ売れるとランキングが上がるのでグラフが1回折れます。グラフの波形が細かいほどよく売れていて、逆に大きくなるほど売れるまでに時間がかかるという事が言えます。
⑥ モノレートで検索した商品が1日に何名に見られたかが表示されています。モノレートユーザー数が多いと、今後出品が増える可能性が高いので慎重に仕入れをする必要があります。
更に下にスワイプしていくと、最安値一覧という項目があるのでタップします。
最安値一覧が表示されます。赤枠のランキングが上がった所が商品が売れたサインです。
以上のデータを見ながら仕入れ判断をしていきます。
最初のうちは、難しいと思いますが仕入れ判断が出来たらせどりで稼ぐ事はそれほど難しくありません。
逆にモノレートで仕入れ判断が出来なと、せどりで稼ぐ事は不可能と言えるくらい大事なものです。
時間をかけてでも、正しい仕入れ判断が出来る様にしていきましょう。
利益計算方法
利益計算方法はいくつかありますが、Amazon sellerアプリから利益計算をする方法を紹介します。
私は、せどりすとプレミアム(有料アプリ)のアプリ内で利益計算をしています。
では、上の地球儀のを例に解説していきます。
今回は、仕入れ値が5000円、出品価格が9863円だったとして利益計算をしていきます。
まず、Amazon Sellerアプリをダウンロードします。
■iPhoneはこちら
■androidはこちら
ダウンロードしたらAmazonの出品用アカウントのメールアドレスと、パスワードを入力しログインします。
下にスクロールすると商品登録という項目がありますので商品登録をタップします。
検索窓に、商品名、型番、JANコードなどを入力して検索をタップします。
利益計算したい商品か確認して赤枠部分をタップします。
赤枠部分をタップします。
Amazonから出荷をタップします。
① 出品価格を入力します
② 仕入れ値を入力します
①と②を入力すると自動で利益額が表示されます。
モノレートの代替ツール
では、モノレートの代替ツールをご紹介していきす。
keepa
現段階で、私はkeepaを使用しています。
料金は月額15ユーロ(約1800円)です。
DELTAトレーサー
モノレートとかなり似た作りになってる為、使いやすかったのですが近日無料でのサービスは終了するみたいです。
なのでこれからDELTAトレーサーを使うより他のツールに慣れた方が良いと思います。
リーファ
7月1日時点ではサービスが開始されてなかったのでモノレートの代替ツールはkeepaにしました。
リーファはまだ使用してないので今後、試して良かったらシェアしようと思っています。
料金は、月額1980円(税抜き)です。
せどりの仕入れ先
店舗せどりの仕入れ先は、具体的にどこなのか気になる方も多いと思います。
数が多過ぎて全ての仕入れ先を紹介する事は出来ませんが、一例をお伝えします。
仕入れ先の例
■家電量販店 (ヤマダ電機、エディオン、ジョーシン)
■ホームセンター (コメリ、カインズホーム、ナフコ)
■ディスカウントストア (ドン・キホーテ、ミスターマックス、トライアル)
■おもちゃ屋 (トイザらス、個人店)
■カー用品店 (オートバックス、イエローハット)
■コンビニ (セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)
■ドラッグストア (ウエルシア、マツモトキヨシ、ココカラファイン)
■CDショップ (HMV、タワーレコード)
■ 百貨店 (高島屋、大丸、岩田屋)
■本屋 (丸善、ジュンク堂、文教堂)
上記は仕入れ先のほんの一部です。
注意してほしい点は、全て仕入れに向いてる店舗では無いという事です。
せどり向きの仕入れがしやすい店舗については『○○せどりマニュアル』という形で記事にしていきますのでそちらも合わせてご覧ください。(随時更新していきます)
店舗せどり 2つの型(仕入れ方法)
店舗せどりには2つの仕入れ方法があります。
この考えを理解しておかないと店舗に行って迷子になりますので必ず理解してください。
13章で商品追いかけ型の解説をしますが、それまでは基本的に店舗攻略型の視点について説明をしていきますのでその点を頭に入れて読み進めて下さい。
店舗攻略型(13章まで、基本的には店舗攻略型の視点を解説)
店舗攻略型は事前に何を仕入れるかリサーチをせずに、店舗でリサーチをして利益商品を探していくという最もスタンダードな形です。
とはいえ、店舗でリサーチをして見つけた商品を1つ1つ仕入れていくというやり方では効率が良くありません。
新品せどりは、1つ利益商品を見つけたら店にある在庫を大量に購入したり、他店舗の在庫を取り寄せてもらったり、自分で店舗を周って回収したり1商品で大量仕入れをするのが理想的な形です。
大量仕入れをする際は、回転が良い商品である事が必須条件になりますので回転が悪い商品は大量に仕入れないように注意してください。
店舗せどりは基本的に店舗攻略型メインで仕入れをしていきます。
商品追いかけ型(13章で解説)
商品追いかけ型はトレンド情報や廃盤情報を事前にリサーチして対象商品を店舗で回収していくという方法です。
トレンドせどりは、仕入れも販売もスピード勝負になりますのでサラリーマンの方にはあまり向かない方法で専業の方の方が有利です。
とはいえ、タイミングが合えば1商品で10万、20万と爆発的な利益が得られます。
状況に合わせて取り入れてみて下さい。
店舗での立ち回り方、基本的な考え方
店舗のランク付け
店舗を周っていく中で、利益商品が見つかりやすい店舗や見つかりにくい店舗、値下げ交渉が出来る店舗や出来ない店舗などが見えてきます。
最初からランク付けするのは難しいと思います。
せどりを始めたばかりの方は、店舗を周る中で利益商品が見つかりやすいか見つけにくいか、店員さんは値下げ交渉に応じてくれるのか応じてくれないのかなど意識して見ておくとのちのちランク付けをする時にランクが付けをする時に役立ちます。
私は、以下のようにランク付けしています。
・Sランク 仕入れがしやすい 価格交渉出来る
・Aランク 仕入れがしやすい 価格交渉不可
・Bランク 仕入れがしにくい 価格交渉出来る
・Cランク 仕入れがしにくい 価格交渉不可
ランクごとに仕入れの頻度を変えていけば、効率よく店舗が周れますのである程度頭の中で整理出来る様になるまではランク付けをする事をお勧めします。
とはいえ、〇曜日はセールがあって仕入れがしやすいなどは例外ですので臨機応変に仕入れルートを作成して下さい。
もう1つやってほしいのが、店舗ごとの特徴などを箇条書きでも良いので記録しておく事です。
例えば、値札の貼り替えは金曜日とか、ワゴンに商品を補充するのは末日とか、○○コーナーは安いなど気になった事を記録して仕入れに活かしてください。
値札の攻略
店舗せどり(店舗攻略型)は基本的に値札やPOPを目安にリサーチをしていきます。
なぜ、値札やPOPを目安にリサーチをするのかというと、
私たちが、店舗から仕入れる商品は基本的に値引きされた商品だからです。
ターゲットである値引きされた商品を値札やPOPが教えてくれるので値札やPOPを目安にリサーチをする事でスムーズに利益商品を見つける事が出来ます。
店舗ごとに熱い値札やPOPを覚える必要がありますが、どの店舗でも共通している法則があります。
ここでは、どの店舗でも共通して使える値札やPOPの見方を解説していきます。
共通の値札やPOPの見方を覚える事で、どこの店舗でも仕入れが出来る様になります。
※各店舗の値札やPOPの見方は『○○せどりマニュアル』という形で記事にしていきますのでそちらも合わせてご覧ください。(随時更新していきます)
値下げしました
『値下げしました』や『値下げしましたに近い文字が入っている』値札やPOPは値下げした事を示してるのでリサーチ対象です。
在庫限り
『在庫限り』や『在庫限りに近い文字が入っている』値札やPOPは、今後入荷しないので店舗側としても早く売り切って新商品のスペースを確保したと思っています。
なので、値下げされてる可能性があります。
また、同じシリーズの新商品が出て廃盤になってる可能性があります。
在庫処分・最終処分
『在庫処分』や『最終処分』などの『処分』という文字が入ってる値札やPOPは処分価格になってる可能性があるのでリサーチ対象です。
キリの良い数字
『キリの良い数字』の値札は値下げされてる可能性が高いのでリサーチ対象です。
割引率の表示
『割引率が高い』値札やPOPは利益が出る可能性が高いので必ずリサーチをして下さい。
元の価格と現在の価格の表示
『元の価格表示価格から値引き額が大きい』値札やPOPは利益が出る可能性が高いので必ずリサーチをして下さい。
お一人様1点限り
『お一人様1点限り』の商品は利益商品である事が多いので必ずリサーチをして下さい。
数量限定
10個限定とか20個限定など『数量限定商品』は、お店が広告の品などで客寄せの為に頑張って安くしてる事が多いです。
数量限定商品は必ずリサーチして下さい。
手書き
『手書き』の値札やPOPは店舗独自価格の事が多く大幅に値引きされてる可能性があります。
手書きの値札やPOPがあれば全てチェックして下さい。
〇〇店限定
店舗限定のセール商品は、利益が出る商品が見つかった場合価格競争になる可能性が低く比較的安心して大量仕入れが出来ます。
店舗限定のセール品がそれほど多く無ければ全てリサーチをしても良いでしょう。
期間限定の表示
「期間限定」の値札やPOPは期間限定の特別価格である事があるのでリサーチ対象です。
店舗での見るべきポイント
店舗ごとに見るべきポイントは若干変わってきますが、共通の見るべきポイントというものがあります。
この共通の見るべきポイントを解説していきます。
ワゴンコーナー
ワゴンコーナーは処分品がまとめられている場所なので必ずチェックして下さい。
何個かリサーチしてみて利益商品が見つからなかったら、すでにライバルにリサーチされた後の可能性が高いので諦めて他をリサーチしましょう。
目線より高い位置や低い位置にある商品
目線より高い位置や低い位置にある商品は狙い目です。
目立たない場所はライバルにリサーチをされてない可能性が上がります。
通常棚より利益商品が残ってる可能性が高いです。
レジ奥
レジ奥には店頭に並べてないプレ値商品が残ってる事が良くあります。
会計をする際はレジ奥にプレ値商品が無いかチェックしましょう。
クーポンなどの割引を使う
店舗には、クーポンなどを利用する事によって割引が受けられるサービスが用意されてる事が多いです。
このクーポンなどの割引サービスを利用する事によって利益率を上げていきます。
値札の価格のままで仕入れるのは非常にもったいないので、仕入れに行く店舗の割引については事前にリサーチしましょう、
では、割引サービスにはどのようなものがあるか1つずつ例をお見せしながら紹介していきます。
会計の際にもらえるクーポン
〇〇円以上のお買い物で会計の際にもらえるクーポンが配布されます。
この種類のクーポンは期間限定で配布されてる事が多いです。
【例】
トイザらスでは毎年クリスマス前に6000円以上のお買い物でクーポンの配布を行っています。
アプリ登録で使えるクーポン
店舗のアプリに登録する事で、登録特典のクーポンがもらえたり定期的にクーポンが送られてきます。
【例】
イオンのキッズリパブリックアプリに登録すると、5%・10%OFFで仕入れが出来ます。
クレジットカード発行者特典
店舗のクレジットカードを発行、利用する事によって割引が受けられます。
【例】
イオンのクレジットカードを発行して、クレジットカードを一定条件利用するとサンキューパスポートが配布されます。
パスポートを提示すると5%・10%OFFの割引が受けられます。
条件達成での割引
年、月に○○円以上のお買い物で割引が受けられます。
【例】
ドンキホーテでは、1年間に200万円のお買い物でmajicaカードにチャージをする際に1000円に付き50ポイント入ってきます。
???の部分は200が入ります。
LINE@、メルマガの登録特典
店舗のLINE@に登録する事で、登録特典のクーポンがもらえたり定期的にクーポンが送られてきます。
【例】
トイザらスのメルマガに登録すると以下の3つの特典が受けられます。
クーポン取得裏技
各店舗のクーポンを自力で取得出来るのがベストですが、なかなか条件が合わない場合もあります。
なので、メルカリやヤフオクを使ってお手軽にクーポンを取得する方法を解説していきたいと思います。
【例】
今回はメルカリを使ってクーポンや割引券を取得する方法を解説していきます。
検索窓に『割引券』『クーポン』などのキーワードを入力し検索をかけます。
今回は『割引券』で検索します
検索結果からせどりで仕入れに行く店舗の割引券があれば購入します。
他にも『割引券』『クーポン』に店舗名を入れたりキーワードを変えたり色々試してみてください。
補足ですが、『株主優待券』というキーワードもかなり熱いキーワードです。
値引き交渉
商品を大量に仕入れる時や他店舗の方が安い時などは値引き交渉をしてみましょう。
ホームセンターや家電量販店は比較的値引き交渉がしやすいイメージです。
値引き交渉が出来る方は出来ない方に比べかなり差をつける事が出来ます。
良く行く店舗の店員さんとは、特に多くコミュニケーションを取り値引き交渉やお得な情報がもらえる関係性を築いておきましょう。
チラシのチェックをする
新聞を取ってる方は新聞と一緒にチラシが入ってくると思います。
ですが、それだけだと近所の店舗のチラシしか把握できませんし新聞を取ってない方はチラシをチェックする事が出来ません。
そこで、登場するのがShufoo!(シュフー)やトクバイなどのチラシアプリです。
必ず使うのでダウンロードしておきましょう。
・Shufoo!(シュフー) ※iPhone
・トクバイ ※iPhone
・Shufoo!(シュフー) ※android
・トクバイ ※android
どちらのアプリも無料で使う事が出来て、ほとんどの店舗のチラシが見れます。
チラシをチェックする曜日ですが、週の後半にチェックして下さい。
具体的には、『水、木、金、土』にチラシが掲載されますのでチェックするのは週の4日という事になります。
各店舗ごとにチラシを掲載する曜日が違うので、仕入れに行く店舗のチラシは何曜日に掲載されるかを必ず把握しておきましょう。
また、チラシの中でも特に熱いパターンが存在します。
熱いパターンはこちらです。
■日替わり商品が掲載されているチラシ
■クーポンが掲載されてるチラシ
■セールの案内のチラシ
■派手なチラシ(大きなセールの可能性あり)
■開店、閉店のチラシ
このパターンのチラシを見つけたらリサーチしてみましょう。
利益商品が見つかれば利益が確定した状態で店舗に行くことが出来ます。
セール時期の把握
店舗にもよりますが、年に1回の大きなセールや周年セールなどの大きなセールが行われる店舗があります。
大きなセールは、毎年大体タイミングが決まってる事が多いので開催されるタイミングを把握しておきましょう。
また、毎月行われるセールや毎週行われるセールもおいしい場合があるのでセール情報はこまめにチェックしましょう。
開店、閉店セール
開店セールや閉店セールは大量仕入れが出来るチャンスがあるセールです。
まずは、開店セール、閉店セールの情報を拾う事が重要になってきます。
では、開店、閉店セールのリサーチ方法を紹介していきます。
まとめサイトからリサーチ
開店セール、閉店セールは以下のまとめサイトから検索出来ます。
■開店セール
・食彩品館
・開店閉店
食彩品館の方が使いやすいです。
■閉店セール
・開店閉店
Twitterから検索
もう1つの検索方法ですが、Twitterの呟きを利用して検索していきます。
まずは、『Yahoo!リアルタイム検索 for Twitter検索』というアプリをダウンロードします。
■iPhoneはこちら
■androidはこちら
では、開店セールや閉店セールの検索方法を解説していきます。
スマホにダウンロードした『Yahoo!リアルタイム検索 for Twitter検索』をタップします。
開いたら検索窓に『北海道 開店』『北海道 閉店』のように地域名と開店か閉店どちらかを入力します。
今回は例として『北海道 閉店』で検索します。
検索窓に『北海道 閉店』と入力し検索をタップします。
スクロールしていくと一般の方が閉店セールに行ってきたなどの呟きが見つかります。
このツイートからは、北海道のTSUTAYA旭川永山店で閉店セールが行われてるという事が分かります。
閉店セールの情報が拾えたらGoogleでキーワード検索するか、TSUTAYAのホームページにいって情報は正しいのか、正しければ閉店日はいつなのかなどの情報を拾いましょう。
閉店の部分を『閉店セール』にして検索しても良いでしょう。
開店の場合は、開店の部分を『グランドオープン』『オープン』『オープンセール』に変えたりするとより多くの情報が拾えます。
地域名も、都道府県単位ではなく市町村名で検索するとより精度が上がります。
色々工夫して検索してみて下さい。
店舗せどり テクニック編
ホームページやアプリから在庫検索
他店舗の在庫は本来なら店員さんに聞かないと分からない事ですが、店舗によってはホームページやアプリから在庫検索が出来ます。
かなり、便利なサービスなのでホームページやアプリで在庫検索が出来る店舗は、把握しておきましょう。
■在庫検索が出来る店舗
・ヨドバシカメラ
・ビックカメラ
・トイザらス
・TSUTAYA
・HMV
・GEO (アプリ)
・honto (大手書店の在庫検索が一括で可能)
以上がホームページやアプリから在庫検索が出来る店舗です。
次に、ビックカメラを例に在庫検索の流れを解説していきます。
まず、こちらからビックカメラ.comにアクセスします。
アクセスしたら、検索窓に在庫検索をしたい商品や型番を入力し検索をクリックします。
商品画像か商品名をクリックします。
在庫のある店舗を探すをクリックします。
① 地域を選択します
② 在庫の有無が確認できます
今回検索した、『ビッグストリーム そうめんスライダー ナイトプール
』はビックカメラ 有楽町店に在庫がある事が分かります。
他の店舗も基本的な検索方法は大体同じです。
利益商品が見つかった際に活用してください。
季節を意識したせどり
季節を意識すると仕入れ量を増やすことが出来ます。
例えば、夏になるとかき氷機、そうめんスライダー、家庭用プールなどの需要が爆発的に上がります。
需要が上がる事によってAmazonでどのような事が起こるのか解説していきます。
需要が上がる事によって出品者が減り下の写真のように価格が高騰します。
価格が上がる前は利益が出なかった商品が利益商品に変わるという流れです。
毎年高騰する商材は事前に置いてる店舗と価格の把握をしておく事で高騰と同時に回収する事が出来ます。
販売編
仕入れた商品は販売して初めて利益が発生します。
なので仕入れと同じくらい、販売も大切なパートです。
販売編を読んで頂く事でお金が残せる力が身に付きますのでしっかり読んで頂けたらと思います。
この先、FBAを利用しているという呈で話を進めていきます。
商品登録
まずは、商品登録の方法を解説していきます。
ここでは、1商品ずつ登録していく方法を解説していきます。
セラーセントラルにログインします。
ログインしたら在庫メニューの商品登録をクリックします。
検索窓に、出品したい商品名、JANコード、ASINなどを入力し虫眼鏡マークをクリックします。
この際、JANコードを入力するのが一般的です。また、手動で入力するよりバーコードリーダーを使った方がスムーズに登録が出来ますのでバーコードリーダーの使用をお勧めします。
コンディションを選択してこの商品を出品するをクリックします。
出品情報を入力していきます。
① 詳細表示の白い丸の部分が右側に来るようにクリックします。
② SKUは、商品ごとの固有の番号です。仕入れ日、仕入れ値、仕入れ先などを入力する事で商品管理が出来ます。
③ 販売価格とポイントを入力します。
④ 通常は入力不要です。
⑤ 通常は入力不要です。
⑥ 出品する商品のコンディションを選択します。
⑦ 商品のコンディション説明を入力します。新品の場合は定型文を作成しておくと良いでしょう。
⑧ 通常は入力不要です。
⑨ 通常はチェック不要です。
⑩ 最大注文個数を入力します。
⑪ 非課税、軽減税率が適用される商品以外は「A_GEN_STANDARD」を選択します。
⑫ 通常は選択不要です。(このままで大丈夫です)
⑬ 代金引換、コンビニ決済を使用する場合はチェックを入れます。
⑭ 通常入力不要です。
⑮ Amazonが発送し、カスタマーサービスを提供します(Amazonから出荷)を選択します。
⑯ 入力が完了したら、保存して終了をクリックします。
保存して次へ進むをクリックします。
危険物情報を追加をクリックしたら選択項目が出て来ます。選択が終わったら保存して次に進むをクリックします。
FBAの登録画面に飛びますが一旦ここまでで商品登録は完了です。
ここまでの手順で他の商品も登録をしていきます。
FBAへ納品手順
FBAの納品は以下の図の手順で行います。
まだFBAに登録してない方はこちらから登録をして下さい。
では、全ての商品の商品登録が終わった所から解説していきます。
まず、セラーセントラルにログインします。
在庫メニューの在庫管理をクリックします。
在庫管理画面に切り替わったら、FBAに納品したい商品の左にあるチェックボックスにチェックを入れます。
「選択中の12商品を一括変更」をクリックします。
プルダウンから「Amazonから出荷」を選択します。
「はい、続けます。」をクリックします。
「在庫を納品する」をクリックします。
「新規の納品プランを作成」「個別の商品」を選択して、右下にある「続けるのボタン」をクリックします。
納品する商品の数量を入力して、右下にある「続けるのボタン」をクリックします。
梱包要件は、新品の場合ほとんど「梱包準備が不要」を選択します。
誰が梱包準備をしますか?は、「出品者が行う」か「Amazonに依頼」のどちらかを選択します。
選択したら、右下にある「続けるのボタン」をクリックします。
「ラベルを印刷」をクリックします。PDFが出力されるのでラベルを印刷します。
印刷が終わったら右下にある「続けるのボタン」をクリックします。
納品先、納品する商品を確認して「承認して次へ」をクリックします。
「納品作業を続ける」をクリックします。
「商品の確認と修正」をクリックして修正点が無いか確認します。
「配送方法」は「標準配送」にチェックが入ったままにしておきます。
「配送業者」は、今回はヤマト便を使うので「ヤマト運輸」を選択します。
「どのように梱包されますか?」は、今回は5箱納品するので「異なる商品が輸送箱に混在(15箱以下)」を選択します。
上の「どのように梱包されますか?」を選択すると「輸送箱内の商品情報の入力方法について」が表示されます。
「画面上で入力」「ファイルアップロード」「入力しない」の3つの選択肢がありますが、私は「入力しない」を選択しています。
「入力しない」を選択する事によるデメリットを複数回Amazonに問い合わせた所、特に関係ない・受領が遅れる可能性があるなどカスタマーによって回答が違いました。
どうしても早く受領させたい商品がある場合は入力しないを選択しない方が良いかもしれませんね。
ただ、どうしても早く売りたい商品はFBAより自己発送の方が向いています。
輸送箱の合計数を入力して「輸送箱の数を設定」をクリックします。
次に、輸送箱の重量と寸法の入力が求められるので入力します。
用紙のサイズを選択して「配送ラベルを印刷」をクリックします。
PDFが出力されるのでラベルを印刷します。
ラベルの添付位置は指定されてるので間違えないようにして下さい。
全ての入力・チェックが終わったら「クリックすると納品が完了します」をクリックします。
以上でFBAへの納品プランの作成が完了です。
納品プランの作成が完了したら、梱包要件に沿った商品の準備、商品ラベルの添付、輸送箱への梱包を行いFBA倉庫に発送します。
カート取得について
Amazonの商品ページにはカートに入れるというボタンが存在します。
購入者の多くはどの出品者から購入するか選ぶ事無くこのカートから商品を購入します。
なので、新品せどりをする上でこのカートを獲得する事がかなり大事になってきます。
では、カートはどのようにしたら獲得出来るか解説していきます。
セラーセントラルの検索窓に「ショッピングカートボックス獲得資格」と入力して検索をかけると以下の条件が出てきます。
■ショッピングカードボックス利用資格を獲得する為に必要な条件
①出品形態: 大口出品者である必要があります
②パフォーマンス指標: ショッピングカートボックスの利用資格者となるかどうかの判定には、注文不良率、キャンセル率、出荷遅延率が指標として使用されます。これらの指標値が良ければ、ショッピングカートボックスの獲得となる可能性が高くなります
③注文数 : Amazonが出品者のパフォーマンスを正確に評価できるように、一定の注文数を満たしていることが必要です
まずは、上記の条件を満たす事でショッピングカートボックスの獲得資格を満たしているという事になります。
カードボックス利用資格を獲得する為に必要な条件が分かったら、次にカートボックス獲得確率を上げる方法を知る必要がありますね。
Amazonの説明にも「ショッピングカートボックスの獲得資格を取得しても、ボックスの獲得が保証されるわけではありません。獲得する確率を上げる為にできることを紹介します。」とあります。
ショッピングカートボックスの獲得確率を上げる為に出来る事をAmazonが示してくれてるので紹介します。
■ショッピングカートボックスの獲得確率を上げる為に出来る事
①競争力のある価格を設定する
②より早くお届けできるオプションや配送料無料を提供する
③優れたカスタマーサービスを提供する
④在庫を切らさない
以上がAmazonが提示している条件です。
更に詳しく理解したいという方はセラーセントラルで検索してみる事をお勧めします。
商品追いかけ型
商品追いかけ型は、事前に狙う商品を決めて商品を回収していく方法です。
なので、事前リサーチが重要になってきます。
商品追いかけ型とは
商品追いかけ型は、トレンド・プレ値商品・廃盤商品を事前にリサーチしてその商品を回収していくというスタイルのせどりです。
■トレンド・プレ値商品
トレンドは、テレビで紹介された商品・ユーチューバーが紹介した商品・ヒット映画の関連商品・人気アニメの関連商品・スポーツのイベント(ラグビーワールドカップなど)の開催など多くの場合はメディアの影響力で一時的に爆発的に需要が高まり価格が高騰します。
この一時的に価格が高騰した間に商品を回収して高値で販売していきます。
トレンド以外にも商品自体に人気がありプレ値(廃盤ではないプレ値商品)になる商品も存在します。
プレ値商品も事前にリサーチをして回収していきます。
■廃盤商品
あなたが愛用しているシャンプーや化粧品の生産がいつの間にか終了していつも購入していた店舗や他の近隣店舗から在庫が無くなってるのに気づいたらどうしますか?
私なら、ネットを見て少し高くても購入しちゃいます。
実は、こういう方が私の他にもたくさんいらっしゃるので店舗で買えなくなった廃盤商品をAmazonで利益が出る価格で出品しても売れてしまうんです。
ですが、一般の方が店舗にはもうないって思ってる時でも実は探せば残ってる店舗はたくさんあります。
私たちは在庫が残ってる店舗を探し回収していくというのが廃盤商品の回収になります。
事前リサーチ方法
商品追いかけ型は回収する対象商品がないと何も始まりません。
なので、上でもお伝えしましたが事前リサーチが重要です。
事前リサーチを覚えて回収商品をたくさん見つけれるようになって頂けたらと思います。
トレンド・プレ値商品の事前リサーチ方法
ここでは、トレンド商品の事前リサーチ方法をお伝えします。
普段は色んなリサーチ方法を駆使してリサーチしてますが今回は、もっとも基本的なリサーチ方法をご紹介していきます。
リサーチに使うアプリは、開店・閉店セールの所でもご紹介した、『Yahoo!リアルタイム検索 for Twitter検索』というアプリです。
今回は、キーワードを入れずに上から順番に見ていきます。
例えば、ランキングに芸能人の引退、テレビで話題になってる商品、ユーチューバーが紹介した商品、話題の映画やドラマなどが上がっていたら世の中の関心が向いてるので関連商品が爆発的に売れている可能性が高くなってきます。
1つ例をあげて説明します。
過去に人気ユーチューバーが「テストプレイなんてしてないよ」というカードゲームを紹介してプレ値になる事が多かったのですがこの場合はkeepaなどのツールに「テストプレイなんてしてないよ」というキーワード入れて利益が出る金額になっているかチェックします。
利益が出る金額になっていたら回収していきます。
最初のうちは数多くのキーワードの中から値上がりしてる商品に結び付ける事が難しく感じるかも知れませんが慣れれば商品に結び付ける事が出来るようになってきます。
時間がある時に『Yahoo!リアルタイム検索 for Twitter検索』アプリを眺めながらランクインしている話題から商品に結び付ける練習をしてみて下さい。
廃盤商品の事前リサーチ方法
次に廃盤商品のリサーチ方法を2つ紹介します。
1つ目がまたまた登場の『Yahoo!リアルタイム検索 for Twitter検索』アプリです。
アプリの検索窓に「廃盤」『生産終了』などのキーワードを入れて廃盤、生産終了に関しての情報を探していきます。
廃盤商品が見つかったら念の為、メーカーのホームページなどで本当に廃盤なのかチェックします。
廃盤が確定したら次は、keepaなどで利益が出る価格になってるかの確認です。
利益が出る金額まで上がってたら回収していきます。
仮に、今現在利益が出る価格まで上がってない場合はリストに加えます。
リスト化する事で、リサーチの時間が無駄になりません。
廃盤商品は今後値上がりする可能性が非常に高いので、廃盤商品をストックしたリストはこまめにチェックして下さい。
2つ目は、メーカーのホームページから廃盤情報を拾う方法です。
今回は、花王のホームページから廃盤情報を拾っていきます。
まずは、花王のホームページにアクセスします。
「製品カタログ」をクリックします。
「製造終了(予定)品から探す」をクリックします。
ここから利益が出る商品やこれから上がりそうな商品をリストアップしていきます。
簡単に見つかる訳ではないのでその点は認識を間違わないようにして下さい。
せっかくなのでもう1つ紹介しますね。
もう1つが、資生堂のホームページです。
こちらのページから生産終了品が確認出来ます。
https://www.shiseido.co.jp/scp/products/end/index.php
回収方法
集める商品が見つかったら店舗を周って回収していきます。
スムーズに回収をしていくには、どの店舗にどのジャンルの商品が売られているのかの把握をしておく必要があります。
特にトレンド商品の回収はスピードが命です。
このジャンルのトレンドが来たらこのルートで周るという事を事前に決めておくとスムーズに回収できます。